■Androidアプリケーション開発環境の構築

Androidプログラムの開発環境を構築する手順は次のとおりです。

 

  1.JDKのインストール

 

  2.Android SDKのインストール

 

  3.Eclipseのインストールと環境設定

 

  4.ADTプラグインのインストール

 

  5.AVDの作成(設定)

 

1. JDKのインストール

  JDKは、Javaで開発するために必要なツールのセットで、以下のサイトより

  ダウンロードすることができます。

 

  http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html

 

  JDKをインストールした後、システム環境変数にパスを設定する必要があります。

 

    ・「コントロールパネル」より、[システム]→[システムの詳細設定]→

     [詳細設定]→[環境変数]を選択

    ・「環境変数」ダイアログより、システム環境変数の[Path]→[編集]を選択

    ・元の文字列を削除しないようにして、JDKをインストールしたパスを追加

    ・[OK]をクリックして適用

 

 

2. Android SDKのインストール

  Android SDKは、Androidアプリケーションを開発する上で必要なツールのセット

  で、以下のサイトよりダウンロードできます。

 

  http://developer.android.com/intl/ja/sdk/index.html

 

  Android SDKのインストールした後、システム変数にパスを設定する必要が

  あります。

 

    ・「コントロールパネル」より、[システム]→[システムの詳細設定]→

     [詳細設定]→[環境変数]を選択

    ・「環境変数」ダイアログより、システム環境変数の[Path]→[編集]を選択

    ・元の文字列を削除しないようにして、Android SDKをインストールした

     パスを追加

    ・[OK]をクリックして適用

 

 

3. Eclipseのインストール

  Eclipseとは、統合ソフトウェア開発環境(IDE)であり、以下のサイトより

  ダウンロードできます。

 

  http://www.eclipse.org/downloads/

 

 

  Eclipseのインストール後、環境設定(Android SDKのパス設定)を行います。

 

    ・[ウィンドウ]→[設定]を選択

    ・左側の一覧より[Android]を選択

    ・[参照]をクリックして、Android SDKのパスを設定

    ・[適用]をクリックして適用

 

 

4. ADTプラグインのインストール

  ADT(Android Development Tools)というプラグインをEclipseにインストール

  します。

 

    ・[ヘルプ]→[新規ソフトウェアのインストール]を選択し

    ・「インストール」ダイアログで[追加]をクリック

    ・「サイトの追加」ダイアログで

       "https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/"

     と入力して[OK]をクリック (失敗時は、httpsをhttpに変更)
         ・その後、全てにチェックしてインストール

 

 

5. AVDの作成(設定)

  AVD(Android仮想デバイスまたはAndroidエミュレータ)を作成します。

 

    ・[ウィンドウ]→[AVD Manager]を選択
    ・「Android Vertual Device Manager]ダイアログで[新規]をクリック

    ・「Create new Android Virtual Device」ダイアログで、各項目(名前、

     ターゲット、必要な容量)に入力

    ・[Create AVD]をクリックしてAVDを作成